行列ができるほど人気のローストビーフ丼のお店ができ、ビュッフェスタイルでは一番人気になるほど牛肉料理の中で人気の高い「ローストビーフ」。
元々がとてもシンプルな料理ですからソースしだいで和風にも洋風にもなり、メインにも前菜にもなるところがとても重宝します。
また、最近のヘルシー志向にもぴったりはまり、特に赤身(モモ)のローストビーフはしっかりした筋肉をつくるたんぱく質を豊富に含むため、おいしさだけでなく健康な体つくりにも一役買っています。そんなローストビーフを自分で作ってみませんか。
値段が安く上がる
当たり前ですが、自分で作ればお安くできます。
その分原材料の牛肉の質を上げれば味もぐんとよくなりますよ。
好みの味付けができる
もう少しニンニクがきいている方が好きだな。
もっと香りの強いハーブで個性的な味つけにしたい。
和風の味つけにしてみたい。
自分好みの味つけにできるので、
いろいろなバリエーションが作れるのが手作りのいいところ。
中華風、エスニック風と考えるもの楽しいですね。
おしゃれ!可愛い!盛り付けが楽しめる
ブロック肉(かたまり肉)で作りますから、
飾りつけに合わせて好みの厚さにカットできます。
なんて不安に感じていませんか。
ご安心ください!オーブンを使わずフライパンとレンジで
簡単にできるローストビーフの作り方をお教えします。
材料
和風ソース
1
肉を冷蔵庫から出して室温に戻しておいてください。(30分くらい)
ここでしっかり肉を常温に戻しておかないと中心が冷たいままになります。
この時に肉の繊維の方向を確認しておいてください。
2
肉にワインと塩コショーを刷り込んで最低でも20分はおいてください。
3
フライパンに牛脂を引いて、強火ですべての面を強めにしっかりと10分ほど焼いてください。
4
焼けた肉を耐熱皿にのせて、ふんわりとラップをしてレンジで加熱してください。
600W・・・表4分・裏返して2分加熱
500W・・・表5分・裏返して2分30秒加熱
※肉の重さが500gの場合は時間をそれぞれ半分にしてください。
2000gの場合は倍にするなど重量に比例します。
また、お使いのレンジによって多少時間が異なります。
5
取り出してすばやく肉をアルミホイルで包み、余熱で火を通すのでそのまま常温で30分~ 1 時間おいてください。
冷めている間に肉汁が出てきますので下に皿を敷いてください。
また、肉汁はソースに使いますので捨てないでください。
※包む際は肉が熱いのでお気をつけください。
6
皿に落ちた肉汁とソースの材料を混ぜてさっと火を通してソースを作ります。
肉汁が足りない時は水を足してください。
※ご注意
切り分ける時は、肉の繊維を断つようにカットしてください。
繊維の方向は部位によって違うので、生肉の時によく観察してください。
方向を間違えてカットしますと硬くなりますのでご注意ください。
冷蔵庫で冷やすとカットしやすくなります。
7
お好みで西洋わさびやマスタードを添えるとさらにおいしくいただけます。
もちろん王道のオーブンや炊飯器を使って低温調理や真空調理をする方法もありますが、この方法が一番ハードルが低いかなと思います。
サーロイン
なんといってもジューシー。
ねっとりとした脂質の甘みがありますので
シンプルなソースやわさびと一緒に召し上がるといいですね。
こちらは神戸牛と黒毛和牛の2種類をご用意しました。
モモ
しっとりとした舌触りとあっさりとしながらも牛肉の旨味がしっかりと味わえます。
特に神戸牛のモモ肉はほどよく脂質が入り柔らかく肉の旨味が強い部位を選んでいます。モモ肉のローストビーフはそのままでおせちの一品に、また濃厚なソースにもよく合いますので
ステーキのように召し上がっていただいてもおいしいです。
各ローストビーフ用肉には
脂、塩・こしょう、
簡単に作れるレシピをおつけします。