神戸港の開港とともに、世界各国の人々が往来するようになった港町神戸。まだまだ肉食の文化が日本に広まる前の頃、森谷商店(読み方は「もりやしょうてん」)は外国人のご用達のホテルやレストランへ牛肉を納めていました。(当時は森谷精肉店という店名でした。)
現在は元町に店を構えておりますが、当初は神戸の中国人街「南京町」に店があり、近くには神戸港に船をつけた外国船のクルー達を相手にした外国人バーなどもたくさんあり、現在よりもエキゾチックな雰囲気を醸しだしていました。
2代目平井幸義が現在の元町1丁目に店を移転し、一度は戦災で倒壊しましたが戦後数年で立て直し現在にいたります。地元神戸の街で長年愛されてきた神戸の老舗精肉店です。
今では世界一有名な神戸牛ですが、当時はまだまだ無名の牛肉でしたので、神戸ビーフ(神戸牛・神戸肉)のおいしさを知ってもらいたいと「神戸肉流通推進協議会」の2代にわたり副理事に就任し、精力的に神戸ビーフ(神戸牛・神戸肉)をアピールしてきました。
品質重視の姿勢、地元でしっかりとお客様との信頼関係を築いてきた実績から、 皇室への御料理肉を献上という栄誉をいただきました。
昭和31年に天皇皇后両陛下が第11回国民体育大会に砌に献上いたしましたのを始めに、 その後、幾度かの献上の機会を得ることができました。
牛の飼育には大きく2つの牧場に分かれます。一つは仔牛を生産する牧場と、もう一つは成牛まで育てる肥育牧場です。
日本の有名なブランド牛の素牛となる但馬牛の仔牛をこの生産牧場で買っていき、地元の肥育牧場で育てています。
当社では、この仔牛の生産から肥育まで行う生産一貫体制をしいて、牛の販売だけでなく生産から携わり、おいしい肉の研究をしています。
もちろん自社だけの牛の頭数では足りないので、一般の市場(セリ)や共励会での購入もしています。
本神戸肉森谷商店では小売だけでなく卸売業務も行っております。
お問い合わせは食肉センターまでお願いいたします。
※コロッケ・ミンチカツについては製造が間に合わず、すでに何社かお取引を
お待ちいただいております。
そのため現在は受付を中止しておりますのでご了承ください。
食肉センター:078-995-2941
営業時間:9時~18時 (水曜定休)
食肉センターの詳しい情報はこちら→
神戸牛・神戸肉・神戸ビーフ・但馬牛の登録商標権をもつ神戸肉流通推進協議会」の規定により、本神戸肉森谷商店では当協議会の加盟店様のみとのお取引となります。
加盟店様でない企業様とは卸業務のお取引が出来ませんので予めご了承くださいませ。